イベリアグループの運航機材をご覧ください:当社機材すべての技術や設計について
懐かしの機種から最新の導入まで、イベリアグループの全飛行機をご覧ください。技術、設計、エピソードをご紹介します。
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除氷装置はどのように機能しますか。
飛行機も氷点下の気温、雪、霜に悩まされています。しかし、空港の除氷装置により、予定されたフライトを運航できるようになります。
Iberiaの除氷装置には、水とグリコールの混合液5000リットルを貯蔵するトラックと混合液を加熱してホースから2℃で噴射できるようにするバーナー付きボイラーがあります。トラックには水を汲み上げるポンプがあり、作業員が排気バルブを開くと液体が必要な圧力で出て飛行機に噴射されるようになっています。
水によって氷、霜、雪を溶し、グリコールによって一定時間の間それらの付着を防ぎます。
垂直面と水平面(主翼と尾翼)では解凍する傾向があります。また、胴体、レドーム、降着装置、安定板も同様です。極端な気象条件下では、機長飛行司令官の要請により機体全体の除氷が行われます。この作業は、航空機メーカーのマニュアルの説明およびIATAの規則などを厳格に適用して行われます。
氷や霜が付着した航空機を清掃するには3分~5分かかることがありますが、雪の場合、この時間は1時間以上に延長することがあります。
マドリードのバラハスには24時間活動している除氷場が2か所あり、通常の状況下ではそれぞれで同時に3台の機材を洗浄できます。
テクニカルストップとは何ですか。
機材に燃料補給が必要な場合や他のメンテナンス作業を行う必要がある場合には、テクニカルランディングを行います。このような場合、航空会社には積み下ろしをする許可がないため、 乗客の乗り降りは行いません。一部の場合では 、安全上の理由により機長が必要と判断する場合に、給油が完了するまで降機して トランジットエリアで待機するよう求められることがあります。