お手伝いが必要なお客様

ご旅行で特定のお手伝いが必要な場合のご質問にお答えします:ギプスでのご旅行、車椅子でのご旅行、介助犬、CPAP装置または透析装置を運ぶ場合。

特別なお手伝いが必要な人向けのサービスはどのように申し込むことができますか。

お手伝いが必要なお客様とは、慢性的な疾患または最近発症したご病気の方、妊娠していらっしゃる方、または最近出産なさった方でご旅行中に何らかのお手伝いを必要とするお客様を指します。

原則として、次に挙げるご病気のある方は、ご旅行前に医師にご相談いただくことをおすすめします。

  • 循環器系のご病気

  • 慢性的な呼吸器系のご病気

  • 重度の貧血

  • 病状が安定しない糖尿病または癌疾患

  • 免疫抑制薬を服用している方

全般的に、ご旅行に際して何らかの理由により体調がすぐれないと思われる方。場合によっては医療事案として扱われ、ご旅行いただくには当社の医療サービスによる承認が必要となります。

  • 酸素ボンベを必要とする方。

  • 低出生体重児の自動調節保育器のご利用。

  • 指示を理解して従うことへの障がいがある方。

  • 重症疾患、慢性疾患、手術が必要な循環器系疾患のある方で、フライトご利用時の状態からご旅行が悪化または死亡を引き起こす要因となるおそれがある場合。

お体が不自由なお客様(PMR)とは、身体障害(視覚、聴覚、音声障害、あるいは運動機能障害)、知的障害、年齢やその他の原因による不自由によって、交通機関のご利用においてご搭乗のすべてのお客様に提供されるサービスで特別なお手伝いおよび特別な設備を必要とされるお客様を指します。

各国の空港管理機関との協力により、Iberiaではこれらのお客様のご旅行をお手伝いするための手順を見直し、すべてのお客様に法が定める安全で快適なご旅行を提供しています。お時間に余裕を持ってご旅行の計画を立て、必要なサービスのすべてをご考慮ください。必要な特別サービスについての詳細は、Iberiaのフォームよりお問い合わせください。

空港にお越しいただくまでにすべてのサービスのご用意を確保するため、少なくともご予約便出発時刻の48時間前までには特別なお手伝いをお申し込みいただくことをおすすめします。
空港内または機内における規則、車いすの輸送、補助犬、特別サービスについての詳細をご覧ください。

睡眠時無呼吸症候群などで酸素濃縮器、CPAP、呼吸器を持ち込むことはできますか。透析装置を持ち込むことはできますか。

CPAP(持続陽圧呼吸療法装置)および同類の呼吸器関連装置は、機内持ち込みが認められています。飛行中または保安検査で問題が生じることを防ぐために、装置にはFAAによる航空機での使用の受け入れを示すラベルを付けるか、この受け入れを証明する文書を添付する必要があります。

これらの装置はバッテリーで動作するため、機内の電源を使用することはできません。 補助のバッテリーをお持ち込みになりたい場合は、移動中に破損や偶発的なショートを防ぐため、個別に梱包して機内持ち込み用の手荷物で運ぶ必要があります。
安全上の理由により、これらの装置は飛行中に電源を切っておく必要があります。このため、装置の切断が病気のお客様の健康状態に異常をきたさない場合に限りこの装置をお持ち込みいただけます。重量が50kg以下の透析装置および2日分の透析用医療薬の予備は、航空券の手荷物許容量外で無料でお運びいただけます。

機内でのご使用予定がない限り、機内へのお持ち込みに許可を申請する必要はありません。ご使用の必要がある場合には、Iberiaのフォームよりお問い合わせください。
移動における破損を防止するため、適切に梱包していただくことをおすすめします。

車いすと歩行補助具

お体が不自由なお客様は、追加料金なしで2つの移動用器具(車いす、歩行器、その他の歩行補助具)をお運びいただけます。

  • 電動車いすが乾式バッテリーで駆動する場合、端子を絶縁し、バッテリーの接続を解除していすに固定します。液体バッテリーで駆動する場合、バッテリーの接続を解除していすに固定し、端子を絶縁した状態で、常に垂直の状態で積載、収納、固定、積み下ろしができる必要があります。

  • 機械式の車いすは乗客の身の回り品と考慮され、超過手荷物料金の対象とはなりません

ご希望の特別サービスについてのすべての情報は、Iberiaのフォームよりお問い合わせください。
空港にお越しいただくまでにすべてのサービスのご用意を確保するため、少なくともご予約便出発時刻の48時間 前までには特別なお手伝いをお申し込みいただくことをおすすめします。

補助犬を連れて旅行するにはどうすればよいですか。

補助犬とは、身体障害、視覚・聴覚障害、精神障害、知的障害を持つ方の補助となる役目を担うために個別に訓練された犬として定義されます。
米国発着の全当社便では、最大2つのフライトまで無料にて介助用動物として訓練された犬を機内に同伴してのご搭乗が許可されます。
犬の 書類(予防注射、免責事項など)の許可を受けるために必要な要件は、一般のペットに関する要件と同様です。

お体が不自由なお客様においては、移動に必要な用具および障がいの補装具の輸送に料金は課されません。

ギプスを装着して飛行機に搭乗できますか。

ギプスをお付けになったままご旅行いただけます。飛行時間が2時間を超えるフライトでは、少なくとも48時間以上前にギプスを固定するか、または縦方向に開いている必要があります。Iberiaの医療サービスによる許可の必要はありません。必要に応じて、出発日から7日後までご予約を無料で変更できます。Iberiaの予約センターまたは旅行代理店よりお手続きください。

FREMECカードとは何ですか。申し込み方法は。

頻繁にご旅行になる方のメディカルカード(Frequent Traveller Medical Card、FREMEC)は、すべての航空会社でご旅行になるための医療許可です。このカードは、お客様の申請によりIATAに加盟している航空会社の医療サービスの診断書に基づいて、同医療サービスによってのみ発行されます。

FREMECカードの代わりに医師の診断書と許可をご利用いただくこともできますが、特別なお手伝いを必要とするお客様の場合、診断書および許可はご利用航空会社の医療サービスによって記載される必要がありますのでご注意ください。

お体の大きなお客様

機内でより快適にお過ごしいただくため、Iberiaではすぐお隣に追加のお座席(または追加シート)をご購入いただけます。Iberiaでは向い合せのお座席を保証または予約することはできません。ご予約には、予約センター から追加シートをご予約の運賃と同じ料金でご購入いただけます。

旅行代理店からご予約いただいている場合には、同代理店にお問い合わせください。

INCAD書式とは何ですか。

INCAD(重症患者搬送勧告)とは、医療機器(出発地や到着地でのストレッチャー、酸素ボンベ、救急車など)が必要な方、飛行中に健康を害するおそれがある方や他の乗客に影響を及ぼすおそれがある方、飛行中の安全に重大なリスクを及ぼすような場合の航空券のご購入に際して、販売センターや旅行代理店で記入する必要がある書式です。 この書式には乗客の病状に関する重要な情報が含まれており、Iberiaの医療サービスが必要な要件(付き添い、医療従事者など)を記載した搭乗許可を発行する際に必要となります。

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